Welcome to Munakata Sports Association HP
会長のごあいさつ
新型コロナウイルスも姿、形を変えながらしぶとく生き残って年を越して3年目に入りました。
昨年は、1年延期された「東京オリンピック2020大会」が史上初めて大部分の競技が無観客で開催されました。開催に当たってはコロナ禍の中、賛否様々な意見がありました。大会が始まってからは、若い人の活躍が目立ちました。私はこの大会を見ながら各国から参加した選手がスポーツを純粋に楽しむ姿、同じ舞台に立った競技者を互いにリスペクトする姿、勝敗に関係なくフェアプレーをする姿など改めてスポーツ素晴らしさ、スポーツが持つ力を存分に感じる場面が多く見られました。
今後、東京オリンピック大会を契機として市民スポーツへの関心が高まっていくのではないかと思っています。これまでやってこられた全国規模の大会である「国民体育大会」が令和6年から「国民スポーツ大会」へと名称が変更され、スポーツ大会や活動に求められる新たな在り方を創造し、今まで以上に進化した大会が見られるのではないかと期待しています。
また令和5年度から中学生の休日の運動部活動と先生方の負担軽減と働き方改革により、スポーツ庁から具体的な方針が示されました。宗像市に於いてもこれから地域への移行をどうするか検討され方向が見えてくるのではないかと思っています。日本スポーツ協会が昨年実施したアンケート調査では、学校の部活動指導員や外部指導者の50パーセント以上がスポーツ指導に関する資格を持っていないことが明らかになっています。当スポーツ協会としてもこうした指導員に必要な資格習得に必要な情報提供等の助成を行っていきたいと考えています。
この2年間は新型コロナウイルスの発生を防止するため、日常の行動が大きく制限されたスポーツ界は最悪の状況が続いてきました。当協会に於いても事業計画、予算をつくってもほとんどの大会や教室、講習会等が中止に追い込まれました。このことを踏まえ、令和4年度はポストコロナを見据えて、各競技団体の活動再生に力強くサポートする年にします。結びに各競技団体の益々のご活躍と皆様のご多幸と健康をご祈念いたします。

会長 吉武 邦彦